赤倉神楽<広大寺踊り>

広大寺踊りの歌詞
○揃たナーエーコリャ 揃たとイナー 踊り子のヤレサ笠がナイ 二百サー十日の 出穂のヤレサのようにナーエー

○昔ナーエーコリャ 馴染みとイナー 太神楽にゃヤレサ迷たナイ 行かざサーなるまいナ ヤレサ四谷までもナーエー

○チャラリナーエーコリャ チャラリとイナー 雪駄の上に音がナイ 石にサーもまれてナ チャラリヤレサチャラとナーエー

○昔ナーエーコリャ 馴染みとイナー 花染めヤレサ手のぐいナイ 色はサーさめてもサ 気はヤレサ残るナーエー

○揃たナーエーコリャ 揃たとイナー 踊り子のヤレサ笠がナイ 中でサー三人ばか よくヤレサ揃たナーエー

端踊りの一つ。おなじみの「新保広大寺」の踊りです。越後瞽女により全国を駆けめぐった流行歌であり、一方で伊勢の「皇太神」の音に結びつくことから、神楽衆によって伝播したものともいいます。