赤倉神楽<光影姿(こうけいし)踊り>

光影姿踊りの歌詞
○松は浪花の住吉様のご神木 さも賑やかに生(の)いたとヤー 生いたその松ィ どうしょいな 雨に降られてしょんぼりと
  旭さす(オイ)起きしゃんするのが わしゃつらい
  イヨ長扇(ちょうせん)の光影姿 しゃくや使いは どうしょぞいな イヨ

○竹は八幡の八幡様のご神竹 さも賑やかに生いたとヤー 生いたその竹ィ どうしょいな 雪に降られてしょんぼりと
  旭さす(オイ)起きしゃんするのが わしゃつらい
  イヨ長扇(ちょうせん)の光影姿 しゃくや使いは どうしょぞいな イヨ

○梅竹は北野の天神様のご神梅 さも賑やかに咲いたとヤー 咲いたその梅ィ どうしょいな 風に降られてしょんぼりと
  旭さす(オイ)起きしゃんするのが わしゃつらい
  イヨ長扇(ちょうせん)の光影姿 しゃくや使いは どうしょぞいな イヨ

  

端踊りの一つ。文字通り、扇を持って踊られます。「光影姿」という意味がよく分からないのですが、東頸城郡大島村には《航海師》、北魚沼郡広神村には《こうかいし》という似たような民謡が残っているのだそうです。やはり、かつての流行歌が伝わり、定着したものでしょう。