<長野県小県郡青木村夫神・細谷>
細谷八十八夜祭/5月3日(三頭獅子)
夫神神社祇園祭/7月中旬(不定期) 等


(2009年5月3日・青木村細谷公民館 八十八夜祭)
(2001年7月15日・青木村夫神十二公園 夫神祇園祭〜第5回オカミサミット)

夫神岳の麓に位置する、小県郡青木村夫神の祇園祭は、雨乞い行事の「しなり幟」の奉納と、夫神組の簓踊、細谷組の三頭獅子が奏演されます。この「しなり幟」は、上田市別所の「岳の幟」行事と同系統と思われます。ただ、この祇園祭はしばらく休止していましたが、2001年に開催された「オカミサミット」に合わせて、約50年振りに正式な祭礼として行われました。
獅子は、雄獅子2頭、雌獅子1頭で、雌獅子をめぐって2頭の雄獅子が争うというストーリーです。頭は緑色で「草餅獅子」というそうです。

演目は、@道吹、A岡崎、B横踊り、Cみつかがみ、Dあべ、Eおどかし、Fひきは の7つ。かつて、上田藩主・松平公の御前で奏演したとき、城主が、もう一舞い、舞うように所望されて舞った舞があったといいます。