<長野県長野市七二会>
【幹周】 約12.4m 【樹高】 約20m 【樹齢】 約1,300年
長野市七二会(なにあい)は、長野市街地から国道19号線を西に進み、山間地へ上がったあたりの地区です。鎌倉時代、橋詰、五十平、瀬脇、黒沼の4村、岩草、大安寺、笹平の3村、更に江戸時代に坪根、古間を合わせて、明治9年に大合併、7+2という意味で七二会村となったといいます。更に山手に上っていくと、山道の中にひっそりと、そして堂々とこのトチノキがあります。一見2本に見えますが、まちがいなく1本のトチノキの古木です。整備された歩道があるので迷わずに行かれます。かつて湧水が合った場所と言い、木の背後には水神様の祠もありました。パワースポット的な雰囲気を漂わせますが、残念ながら水は善光寺地震で枯れてしまったそうです。

【2014.6.20.撮影】