<長野県飯田市座光寺>
【幹周】 約5.0m 【樹高】 約12.0m 【樹齢】 約350年 
 長野県下の学校の建築物としては最古のものといわれる、坐高寺小学校麻績校舎は、重層入母屋本瓦葺きで、2階は学校、1階は歌舞伎舞台として建てられたものです。明治6年から昭和59年まで使われました。麻績神社の石段下、校舎の前にこの枝垂れ桜があります。「麻績神社の枝垂れ桜」「麻績の里舞台桜」等も呼ばれています。この桜はの花は「半八重」で、花びらの枚数が5〜10枚と花ごとに違うといい、雄しべが花弁に変化した「旗弁」が混ざることから、「半八重彼岸枝垂れ桜」といい、珍しい種類なのだそうです。背景の古い校舎とよくマッチします。

【2012.11.29.撮影】