<長野県長野市中条日下野>
【幹周】 約8.3m 【樹高】 約39m 【樹齢】 約600年 
 長野市に合併した旧中条村は長野県でも北信、西山地方と呼ばれる山間地で、信州百名山として、また山姥伝説で知られる虫倉山に抱かれるような静かな山里です。日下野(くさがの)は、細い道をぐいぐい登っていき、かなりの標高の場所です。曹洞宗臥雲院を目指して進むと、門前の斜面に、何と突き刺さるように傾いて生えている大スギが目に入ります。弘化年間に起きた「善光寺地震」により180mも滑ってきたといいます。三本杉とは、3本の幹が見えるので、こう呼ばれるようです。

【2009.7.20.撮影】