<富山県富山市四方西岩瀬
 【幹周】 約9.33m 【樹高】 約25m 【樹齢】 1,000年? 
 富山市の神通川の下流、右岸の東岩瀬は最近古い家並で知られてきましたが、左岸の西岩瀬は、八重津浜海水浴場のある四方(よかた)の方。その鎮守、諏訪社の境内にこの大ケヤキがあります。かつては八重津湊があり、米の積出し港として栄えた場所でした。当時は、港周辺は海岸林が発達していましたが、この大ケヤキは航海者の目印、そして航海の安全の守護神として大切にされてきました。境内にはもう1本大きなケヤキがありますが、この鳥居脇の1本がひときわ大きな個体です。

【2020.7.23.撮影】