<長野県木曽郡御桑村須原>
【幹周】 約7m 【樹高】 ?m 【樹齢】 約800年 
 木曽郡大桑村須原は、かつて中山道須原宿で知られています。古刹・常勝寺や水舟と呼ばれる水場が残され、古い宿場町の面影を残しています。その須原宿から中央線を挟んだ東側の鹿島神社に、この大杉があります。鬱蒼と茂る社叢が遠くからも見えますが、近付いてみると、一際太い堂々とした杉が目に入ります。この鹿島神社は、7月17〜18日の例祭が有名で、宵祭りでは長持ち行列や《須原ばねそ》が踊られるそうです。そんな祭りの歴史も見つめてきた大杉です。

【2007.3.21.撮影】