<石川県加賀市山中温泉栢野町
〈天覧の大杉〉
    【幹周】 約8.9m 【樹高】 約36m 【樹齢】 約2,300年
〈その他の大杉〉
    【幹周】 約8.8m 【樹高】  ?m  【樹齢】 ?年

    【幹周】 約7.8m 【樹高】  ?m  【樹齢】 ?年
    
【幹周】 約6.5m 【樹高】  ?m  【樹齢】 ?年 
 山中温泉市街地から福井方面へ向かい、大聖寺川左岸、栢野(かやの)の菅原神社境内に4本の大杉があります。神社のいわれは、白山開山の泰澄に由来する栢野寺です。その後、寺から栢野社となり、明治になって、菅原道真公を勧請して菅原神社となりました。最大の大杉は、拝殿に向かって右手のもので、地上5m付近で2幹に分岐、その幹囲は5.8mと5.1mで、かなりの迫力です。これは昭和22年10月27日、雨の中を昭和天皇がここに来られ、自ら傘をさしてご覧になったことから「天覧の大杉」として親しまれています。また、境内は杉を傷めないように、しかも近くで見られるように「浮橋参道」として、檜製の橋が造られていました。土地の方の思いに感謝です。

    
   
 
【2016.8.13.撮影】