<長野県下伊那郡高森町上市田>
【幹周】 約5.7m 【樹高】 約29m 【樹齢】 約300年 
 市田郷牛牧土着の松岡氏は、前九年の役(1051)で源頼義に敗れた安倍貞任の二男の仙千代が乳母に抱かれて逃れ、牛牧の地に至ったといいます。その後、松岡城築城までの居城がこの地で、古城とか城原と呼ばれてきました。その地にこの杉が一本立っています。ただし古城の夫婦杉」とも言われたといい、かつては2本であったそうです。それが一本杉になるとはすごいことです!

【2013.10.19.撮影】