<長野県駒ヶ根市赤穂>
【幹周】 約5.8m 【樹高】 約30m 【樹齢】 約1,100年 
 駒ヶ根市赤穂にある大御食おおみけ)神社は、市街地から東部へ進み、JR飯田線小町屋駅、国道153号線バイパスを横切って進むと「美女ヶ森」と呼ばれる鬱蒼とした杜にあります。当地域では最古社の1つで、ヤマトタケルノミコトの東征帰りに、この地に立ち寄り、里長により催された酒宴のときに、当地の杉の木陰を喜ばれ、以来この名前となったという伝説があります。現在の杉は、何回か枯れた後に植え替えられたものだそうですので、1,000年までさかのぼることはないでしょう。本殿は、立川流の三間社の流造の流麗な建築物で、当地を誇る古社です。

【2012.11.13.撮影】