<岐阜県高山市一之宮町>
【幹周】 約7.2m 【樹高】 約30m 【樹齢】 約450年 
 高山市一之宮町はかつての宮村で、飛騨国一宮として知られているのが、この水無(みなし)神社です。「延喜式」に記載されているということです。高山市街地から国道41号線を南下すると、こんもりとした社叢が見えてきますのですぐ分かります。このカツラは拝殿を向かって左手の奥にあります。安永年間に神社の裏山を切り開いたときに植え替えられ、その時の元木を神社の用材にしたそうです。神社の標木であったといいます。カツラ独特の幹立ち、根上がりの様子が、神秘的な感じを受けます。

【2013.8.2.撮影】