<長野県東御市祢津>
【幹周】 約8m 【樹高】 約18m 【樹齢】 約700年 
 東御市祢津の廻り舞台で知られた西宮の祢津健事神社から更に山手に入ったところに、この大きなカヤの木があります。現在は畑の中ですが、かつての豪族・祢津氏の居館跡の場所だそうです。斜面にせり出すように生えていて、木の下の湿地帯には何と水芭蕉がありました。このうねるような幹の感じが大変神秘的な感じさえさせます。鈴なりになる実が弘法大師から賜った鈴だという伝説もあり、「カヤの木様」と呼ばれ、大切にされています。

【2007.4.22.撮影】