<長野県塩尻市片丘>
【樹高】 ?m 【幹周】 約3.3m 【樹齢】 ?年
 塩尻市東部・東山山麓の片丘地区にある大宮八幡宮境内にあるイチイの古木。天文22(1553)年に武田信玄が小笠原長時と桔梗ヶ原で一戦交えました。この時、線翔祈願した神社が大宮八幡社で、そのとき居場所を示すため、このイチイに旗を立てたといいます。ちなみにこの戦さは信玄が勝利しました。このイチイは塩尻市最大の巨木だったそうでが、現在はかなり勢いが衰え、幹も白っぽく見え、空洞化しています。ただ、空洞の反対側は青々と葉を見せ、植物の生命力を感じます。

【2007.4.29.撮影】