【2日目】〜観光:午後<景福宮(キョンボックン)>

食事の後、ふたたびソウル市街地へ戻ります。
ガイドの金さんとふたたび合流。さて?どこで降りるんだっけ?ということになり、冷静なS山さんは「東和免税店だよね」、隊長M尾さんは「あれどこだったけ〜」、ロッテ免税店じゃなかったけ〜という意見にまとまって、結局ロッテホテルで下車。ここで金さんの携帯に電話することに。
その間、高級そうなロッテホテルで、手洗い休憩?荷物見張り番を引き受けたわたくし…。しかし広いこの場所、ちっともN口さん、Hさん、T井さん、戻ってこないぞ…(-_-;)

M尾隊長「あ゛〜やっぱり東和だった…」。
ようやく金さんと合流、ようやくロッテホテル出発!その時、妙に手ぶらなT村さん。どうやらDMZで24,000ウォンも出して買った記念写真のアルバムがない。どうやらロッテホテルのWCに置いてきたらしい…。「取ってくれば?」の言葉に、「コレも思い出になりますよ〜」となぐさめにもならないようなコメントを残し、バスへ乗車。


<景福宮(キョンボックン)>
午後は、韓国らしい歴史的な建造物見学。<景福宮(キョンボックン)>へ向かいます。ソウルでは五大故宮と呼ばれる古い宮殿が残されてますが、その1つです。
ここは李氏朝鮮時代の王の住居であったところです。太祖(李成桂)が開城から漢陽(ソウル)に都を定めた1394年に、建立した宮殿。12万4000坪という広大な敷地に200棟もの建物があったそうです。

しかし…1592年、豊臣秀吉の「壬辰倭乱=文禄の乱」で焼き払われて、修復されない状態がしばらく続きます。その後、王権を取り戻そう!として1865年、李氏朝鮮末期の国王高宗の父、大院君が再建しました。
しかし…1910年の日韓併合のとき、また日本軍によって多くの建物を取り壊され、本来の景観も損なわれてしまったのだとか。
ようやく、復元工事も進みつつあるのだそうです。

■勤政門 ■伝統の建造物と近代的なソウルの高層ビル群 ■竜の顔に見える北岳山 ■宮殿内部の雰囲気

10棟ほど残る建造物は、日本の歴史的建造物よりも派手な色彩感。屋根がウェーブした感じも日本の感覚からすると、オリエンタルな雰囲気を感じました。

こんな場所に、日本から見学するわたくし達…。いろいろ複雑な心境です。


さてとても広い敷地で、かなり歩きました。午後4:00をまわったころでしたが、やはりソウルは寒かったです。
続いて向かったのは、同じ敷地内にある「国立民俗博物館」へ!

遠くから見ると五重塔のような外観。近くへ来ると、近代的な建物でした。
博物館マニア?のわたくし、しかも「民俗」の文字を見ると、興味深くて、わくわくして入りました。金さんも一生懸命ガイドをしてくれました。

中は結構な広さでした。第1展示室は先史時代から朝鮮王朝時代の生活ぶりを。第2展示室は、伝統的な衣食住について。第3展示室は、儀式に関するコーナーでした。
分かりやすく日本語の解説もついていて、じっくり見たかったところですが、展示品の多さにビックリです。

中にはハングルの説明のコーナーはあって面白かったです(…ただまだ覚えられそうもないですが)。
第3展示室には、楽しみにしていた、伝統芸能の仮面が見られました。どことなく「新野の雪祭」の面ににたようなのもあり、面白かったです。
また、民族音楽に使う楽器も展示されていて、じっくり見よう!…と思ったその時、5:00をまわってしまいました。
すると館員の方が、「時間デスヨ〜」とどんどん迫ってきました。んん…一番見たかった第3展示室が時間切れ。また、ミュージアムショップも結構好きなので、行きたかったのですが…
残念〜!

さて、民俗博物館までで案外時間がかかってしまいました。金さんオススメの仁寺洞(インサドン)の街並みを行く予定でしたが、5:00をまわってしまいましたので、断念。あとで分かったのですが、韓国通はやはりココがオススメなのだとか。買い物もできて、韓国らしい街並み、また骨董の店や伝統茶の店が多いのだそうです。残念〜!

さて、この後は2日目の食事へ。そしてわたくし期待の韓国舞踊見学へ!