富山県氷見市柿谷/天満宮
9月第3土曜日

氷見市は富山県西部、石川県に接する海沿いの町。獅子舞の多い富山県でも特に数多くの伝承があり、110ヶ所を越えるといいます。まさに「獅子の里」です。それぞれ独自の形式をもっていますが、基本的に胴幕に何人かの人が入る「百足獅子」、シシトリは採り物によって激しく舞う天狗というスタイルが「氷見獅子」と呼ばれます。氷見から各地へ伝承していって、広まっていったようです。

柿谷(かきなや)は氷見市西部、羽咋市に近い山間地です。稲政青年団によって秋祭りに舞われます。楽器は笛(縦笛)、太鼓、鉦という氷見獅子のスタイルです。やや青系統のカヤ、大振りの赤塗りの獅子頭です。各家々をていねいに廻っていきます。

2008年9月13日、氷見市柿谷地区内、各所