○千歳山からナァー 紅花(こうか)の種蒔いたヨー(トシャンシャン) それで山形 花だらけ(サァーサァツマシャレ ツマシャレ)
※以下、唄ばやし同様
○咲いた花よりナァー 見る花よりもヨー 摘んで楽しい 花の唄
○花を摘むのもナァー そもじとならばヨー 棘(いらか)刺すのも 何のその
○花の六月ナァー 二度あるならばヨー 枯れた枝にも 花が咲く
○花の六月ナァー それ来た咲いたヨー 摘んだ花から 恋が出る(唄がわく)
○おらも行きたやナァー 青馬に乗ってヨー 紅の供して 都まで
○夜明け前だにナァー 紅花摘みのヨー 唄に浮かれて 飛ぶ雲雀
○晴れて見事やナァー 紅花(こうか)の畑ヨー 闇も明るい 花盛り
○暗い畑辺にナァー 仲良い同士がヨー 花を摘み候(そろ) 花の籠
○世にも賑わしナァー 紅花摘みヨー ここもかしこも 唄の声
○明けぬ内からナァー 畑辺に行きてヨー 見れば美し 花明かり
○紅花染めならナァー 色よく染まれヨー 色がよければ 気が勇む
○紅花染めならナァー 今晩限りヨー 明日の晩から 薄くなる
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