三国節 歌詞
○三国三国と(チョイト) 通う奴ぁ馬鹿よ(通う人ご苦労)
  帯の幅ほど ある町を(チョイチョイチョイ) ※地元では(ハチョイチョイ)
  ある町を ホイある町を
   帯の幅ほど ある町を(チョイチョイチョイ) ※地元では(ハチョイチョイ)
                                  ※以下、唄ばやし同様


○岩が屏風か 屏風が岩か 海女の口笛(呼ぶ声) 東尋坊 
  東尋坊 ホイ東尋坊 海女の口笛(呼ぶ声) 東尋坊

○丸岡(まろか)まつりは(三国まつりは) めめんじゃこまつり  そうけ持てこい 掬うてやろ
  掬うてやろ ホイ掬うてやろ そうけ持てこい 掬うてやろ

○さても見事な 安島(あんどう)の雄島(おじま) 地から生えたか 浮島か
  浮島か ホイ浮島か 地から生えたか 浮島か

○地から生えもせず 浮いてもいない 昔古代から ある島や
  ある島や ホイある島や 昔古代から ある島や

○夜叉(やしゃ)で夜の叉で 夜の叉で夜叉で 夜叉で夜の叉で こちゃ知らぬ
  こちゃ知らぬ ホイこちゃ知らぬ 夜叉で夜の叉で こちゃ知らぬ

○酒は酒屋で 濃茶は茶屋で 三国小女郎は 松ヶ下
  松ヶ下 ホイ松ヶ下 三国小女郎は 松ヶ下

○新兵衛二人に 小女郎は一人 どうせ一人は 波の上
  波の上 ホイ波の上 どうせ一人は 波の上

○義理と誠で 二人を立てりゃ あいの小女郎の 身が立たぬ
  身が立たぬ ホイ身が立たぬ あいの小女郎の 身が立たぬ

○義理に迫りし三国の小女郎 涙流した思案橋
  思案橋 ホイ思案橋 涙流した思案橋

○西も東も みな見に来たか 三国滝谷(たきだに) 糸桜
  糸桜 ホイ糸桜 三国滝谷(たきだに) 糸桜

○誰がどう言うての 金津は在郷 三国ゃ港で 船が立つ
  船が立つ ホイ船g立つ 三国ゃ港で 船が立つ

○主を待つまの あの東尋坊 心とどろく 波の音
  波の音 ホイ波の音 心とどろく 波の音

○三国出村の 女郎の髪は 船頭さんには錨綱
  錨綱 ホイ錨綱 船頭さんには 錨綱

○新保砂浜 米ならよかろ いとし船子に ただ積ましょ
  ただ積ましょ ホイただ積ましょ いとし船子に ただ積ましょ