○(ハイハイ)
三坂越えすりゃ(ハイ) 雪降りかかる(ハイ) 戻りゃ妻子が(ハイ) 泣きかかる(ハイハイ) ※以下掛け声同じ
○わしも若い時ゃ 久万まで通うた 三坂峠で 夜が明けた
○わしも若い時ゃ 城下まで通うた 高井の川原で 夜が明けた
○馬も辛かろ 馬子衆も辛い 久万の三坂を 後に見て
○むごいもんぞな 明神馬子は 三坂夜出て 夜戻る
○わしも若い時ゃ 小田まで通うた 小田の河原で 夜が明けた
○馬よ歩けよ 沓買うて履かそ 二足五文の 安沓を(四つ沓を)
○三坂峠を 手綱をせなに 越えりゃ松山 近くなる
○急げ栗毛よ もう日が暮れる 戻る山道 辛くなる
○馬子も辛かろ 峠にかかりゃ 月の明かりと 鈴頼り
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