〜岐阜県飛騨市神岡町〜
 

飛騨市神岡町は岐阜県北部、船津地区は湧水の町。付近の大洞山(1,349m)の中腹に湧き出す水を誘導して、町内に導水されたものといいます。
夏は冷たく、冬暖かな水は、年間の水温は約11℃だそうです。

伝説では、弘法大師が全国を歩かれているとき、この地に立ち寄られたときに湧き出したといわれる名水です。そのため「弘法様の水」として、大切にされてきました。

町内を歩くと、人々が共同で使ってきた水屋が何か所かあります。昔から生活用水として使われてきました。特に冬には、漬け物にするための野菜を洗うこともあったといい、人々の交流の場でもあったのだそうです。

また、それだけではなく町を歩くと、水路からじゃぶじゃぶと水音が絶え間なく聞こえてきます。そして各家庭にまでも水が引かれているところもあり、小さな水場が数々見かけることができます。町を歩く人々にとっても、そしてコップも用意され、自由に飲むことができるようになっています。

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