〜長野県下伊那郡清内路村〜
 下伊那郡清内路村から木曽へ抜ける清内路峠の麓、国道256号線沿いにある清水。この峠道の街道沿いには一番から七番と清水が続きます。この一番清水は、水量も豊かで、塩ビ管で2ヶ所の水場が作られていました。この水場の脇には、漂泊の俳人・種田山頭火(1882ー1940)の「山しずかなれば笠をぬぐ」の句碑が建ちます。これは昭和9年に伊那の俳人・井上井月の墓参の旅で、清内路峠での雪に行きなずんだ時の句であるといいます。