〜石川県七尾市三匹町〜
 旧田鶴浜町にある赤蔵山は標高179m。聖武天皇の東宮の眼病治療に使われたという伝説の名水が、この御手洗(みたらし)池から湧いています。戦いに敗れた武将が、馬とともに入水したといい、元旦の未明に赤い鞍が浮き上がることから「赤蔵」の地名がついたのだそうです。「底なし池」とも言われているように、鬱蒼とした樹木に囲まれた池は神秘的です。水の湧出地には、水場が作られていました。1日600トンの湧水量があるといいます。