〜長野県北安曇郡小谷村〜
 越後・糸魚川と信州・松本を結ぶ千国街道はかつて「塩の道」と呼ばれました。小谷村千国はかつて番所もあったところで、その近くの「親坂」という急坂の途中に水場がありました。石舟の上に弘法大師の石像が安置されています。四角い石舟は牛方やボッカが飲んだところでしょうか。となりの自然石の石舟は牛馬用で、少し低くなっています。