〜新潟県阿賀野市羽黒〜
 越後を巡回していた僧・行基が、出湯温泉に滞在され、霊木に彫ったという伝説の優婆尊をお祀りしたといいます。出湯の華報寺からこの像を高徳寺へ運ぶときに、羽黒の地で動かなくなり、そこにお堂を建てて、安置したのが始まりだそうです。その裏手に湧く清水です。県道271号線(水原出湯線)霊水として広く知られるこの水を汲む人々は絶えません。この水を飲むと…独特な味がします。鉄分が多く、優婆尊=うばさまに安産祈願し、この霊水を汲んでいく方々も多いそうです。