<長野県南佐久郡北相木村栃原>
神明大神宮秋祭
10月28日午後1:00

 (2013年10月28日・神明大神宮秋祭)

(1989年10月28日・神明大神宮秋祭)

南佐久郡北相木村は、長野県でも東に位置し、すぐ隣は、群馬・上野村に接するところにある山村です。その神明大神宮の秋祭に獅子が舞われてきました。
諸役は、先獅子(男獅子)、中獅子(女獅子)、後獅子(男獅子)、幣負(へいおい)1人、更にひょっとこ面の道化が着いて舞われます。隣の南佐久郡小海町の川平獅子とも同系と思われ、秩父の獅子が上州経由で移入されたものと伝えられています。 獅子頭は、太神楽のような型で、山鳥の羽をつけます。腰には太鼓を着けますがバチは持たずに舞います(かつてはバチは持っていたという)。
舞の場は、拝殿下の庭に、注連を四角に張り、その中に「ねこ」を3枚敷いたところで行われます。

演目は、@神楽、Aぎんぎゃく、B平がかり、C剣がかり、D鞠がかり の5つからなります。楽器は篠笛と締太鼓、出入りのときに使われる銅拍子(地元では“シンバル”と呼ぶ)が使われます。舞にはほとんど口唱歌で進みます。