場   所
   
長野県松本市浅間温泉

泉   質
 
   
アルカリ性単純泉

日帰り入浴の営業時間 
   ※要問い合わせ

料   金 
   
500円

定 休 日
  
 不 定
長野県松本市にある浅間温泉は、松本の奥座敷といわれ、古くから温泉場として栄えてきました。松本城主・石川数正・康長が湯御殿を造営したのが始まりと言われる古い温泉。尾上の湯旅館は、大正時代の建築で、浅間温泉でも老舗旅館の1つです。

老舗らしい重厚な玄関を入ると、何ともタイムスリップしたかのような空間。ところどころリニューアルされているところもありますが、全体的にレトロさを残しています。

わたくしが入ったときの浴室は、タイル張りの清潔感漂う内湯で、壁には「尾上の松」でしょうか、松の絵が描かれています。岩の間から流れ出るように設えられた湯口が、何とも風流です。お湯は、ややぬるめに感じますが、大変心地よいお湯です。

こちらの旅館は、松本市でロケが行われた、1996年放映のドラマ「白線流し」で撮影に使われたことで知られています。その頃を彷彿とさせる展示物もあり、松本らしさあふれる旅館です。