場   所
   
大分県別府市元町

泉   質
 
   
食塩泉・重曹泉

営業時間 
     6:30a.m.〜10:30p.m. 

(砂湯)8:00a.m〜9:30p.m.(受付)


料   金 
   
  100円
(砂湯)1030円

定 休 日 
    12月第3水曜日
(砂湯)第3水曜日

 大分県別府市は湯量、泉質ともに日本一の温泉地です。別府八湯は、日本の源泉の約1割、2300の源泉があるのだそうです。JR日豊本線別府駅を中心としたあたりが別府温泉。
 別府駅と海岸の中ほどにある、別府温泉のシンボル的な湯が、この竹瓦温泉です。

 明治12年の創業、当初は地元の漁師が湯浴みのため、簡素な小屋を建てたものといい、それが竹屋根葺きであったことから「竹瓦」と呼ばれたそうです。その後、何回か立て直され、現在の建物は昭和13年の完成です。

 壮大な木造で入母屋の屋根、唐破風の屋根の入口は寺院風な感じです。内装も重厚で、入って左側が砂湯、右側が通常の浴室があります。

 浴室は脱衣所か下がって行くタイプの造りで、浴槽は1つのみです。わたくしは朝イチで入りましたが、それほど熱すぎとは感じませんでした。6:30a.m.前から開くのを待っている地元の方々が数人おられました。観光客の立ち寄りも多いようです。

 2004年には登録有形文化財に登録、2009年には近代化産業遺産に認定という、建物そのものの価値も高い温泉浴場です。