場   所
   
長野県上田市別所温泉

泉   質
 
   
単純硫黄泉

営業時間 
   
6:00a.m.〜10:00p.m.(受付は9:30p.m.)

料   金 
  
 150円 

定 休 日 
    第1・3木曜日
大師湯は、平安時代、比叡山延暦寺座主、円仁・慈覚大師が北向観音堂建立のためにおいでのときに、入ったと言われる湯。

また、安楽寺開山の樵谷、2代幼牛というお二人の禅師の木造が夜な夜な入浴するので、村人が目玉を抜き取ったという伝説もあります。

一見、簡素な寺院風の建物です。
また、北向観音堂に参詣した籠の者が夜通し利用したということで、「籠の湯」とも言ったそうです。また、矢傷を負った雉子が湯浴みをしたということで「雉子湯」とも言ったとか。

場所は、愛染川を上がった川縁にあります。北向観音堂にも近いところです。駐車場は近くにはありませんので、北向観音周辺の有料観光駐車場にとめて、やはり温泉街を歩きます。

浴室は、別所の外湯の中では一番小さいですが、いつでも湯が流れ出ている!といった感じです。湯の色は無色ですが、清潔感のあるタイルの浴槽に映えて、何となく青っぽく見えます。地元の皆さんの利用が多く、背中を流し合う光景が当たり前のようです。

また、浴室内に飲泉できるようにコップが置いてありますが、何とも甘く感じます。中からも外からも充実の温泉です。