場   所
   
長野県松本市安曇

泉   質
 
   
含鉄

営業時間 
   
12:00a.m.〜6:00p.m. 

料   金 
  
 700円(中の湯温泉旅館宿泊者は無料)

定 休 日 
    無 休
松本市から上高地へ入る国道を行くと、マイカー規制のため一般車両が入れない三叉路の信号の脇に、とても気になるこ建物がありました。これが実は温泉。その名も「卜伝の湯」です。ここは、少し離れた「中の湯温泉旅館」の管理です。「卜伝(ぼくでん)」とは、剣豪・塚原卜伝のことですが、由来は中の湯温泉旅館の初代当主が、塚原ト伝と宮本武蔵との鍋釜試合にちなんだものだそうです。

風呂に入るためには、近くの「中の湯売店」へ行って料金を払います。すると鍵が渡され、それで自分で開けて入るという「完全貸し切り」になります(30分間)。中に入るといきなり脱衣場になっています。そして何段か階段を下っていくとありました!洞窟風呂!ホントに暗がりの中で、秘湯ムード満点、野趣に富んだ風呂です。

この洞窟は、温泉の凝固作用によって自然に出来たものといいます。そして湯は鉄分が多く、持って行った白いタオルも、鉄さびの色になりました。湯は、熱すぎず温すぎず…の適温。すぐ脇には上高地から流れてくる梓川の瀬音が聞こえてきます。