場   所
   
長野県松本市内田

泉   質
 
   
カルシウム・マグネシウム硫酸塩泉

営業時間 
   ※要問い合わせ

料   金 
   
00円

定 休 日
  
 無  休
長野県の中ほど、松本市と塩尻市のちょうど境目、東山山麓にあるのが崖の湯温泉です。高台に位置するこの温泉は、古くからの温泉場です。明治7年に、当地を湯治場として開発したことに始まるといい、100年の歴史があります。特に、リューマチ、神経痛に効くということで知られてきました。

その中の温泉宿の1つが「山上(やまじょう)旅館」です。老舗らしい、三階建ての堂々とした外観です。何ともなつかしい感じの白壁、趣のある使い慣らした木の床張り、どれをとっても歴史を感じさせます。

浴室は内湯のみ。タイル張りの浴室のなかに、木造の浴槽が1つあるだけ。しかし、湯のぬくもりと木のぬくもりが相まって、非常に気分のいいお風呂です。お湯は温めで、何ともゆったりとした気持ちにさせてくれます。湯を流す場所には、やはり木の板が蓋のようになっており、ぜいたくにあふれ出すお湯が流れます。

廊下には関取の手形の額がありました。かつては人気力士の滞在もあったとのことです。いつまでも大切にしたい、歴史ある温泉宿です。