場   所
   
茨城県北茨城市磯原町

泉   質
 
   
含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)

日帰り入浴の営業時間 
   11:00a.m.〜2:00p.m.(月曜・金曜以外) 

料   金 
   
1,000円 

定 休 日
  
 無 休  
茨城県北部、福島県にほど近い北茨城市磯原町にある磯原温泉。「としまや月浜の湯」は、太平洋の眺望の素晴らしいところで、浜辺や近くの天妃山が見渡せます。「雨情ふるさとの宿」とあるように、野口雨情の生家にもほど近く、宿からも見えます。
この宿の先代、渡邊年之助氏が天妃山の麓に井戸を掘ったところ、温泉が湧いたといい、友人・野口雨情に伝えたといいます。

♪末の松並 東は海よ 吹いてくれるな潮風よ  風に吹かれりや 松の葉さへも 
 オヤこぼれ松葉に なつて落ちる 
〜【磯原節】

といった新民謡にも歌われてきた風景や雰囲気を味わうことができます。

宿泊者以外にも、昼間の時間のみ外来入浴ができます。
浴室は宿の最上階にあります。大浴場<浜見の湯>と、露天風呂<月見の湯>が、男女別にあります。どちらも太平洋がよく見渡すことができ、大変気持ちがいい風呂です。湯は、硫黄臭ただよう温泉で、心身共にリラックスさせられます。
館内には雨情を偲ぶことができる展示品がたくさんで、雨情作詞の曲が掲げられていました。

野口雨情の生家へは歩いて2分。少し北上すると、野口雨情記念館へ行くことができます。
また、宿の前の駐車場の海側の場所には《磯原節》の歌碑(書は時雨音羽)があります。ついつい、「末の松並 東は海よ〜」と口ずさんでしまう温泉宿です。