場   所
   
長野県長野市松代町東条

泉   質
 
   
ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉

営業時間 
   8:00a.m.〜8:00p.m. 

料   金 
   
大人300円 小人100円

定 休 日
  
無  休
真田十万石の城下町・松代。その市街地から東側の山手へ進むと、この加賀井温泉があります。伝説によると、昔からこの地を流れる藤沢川の河原には、茶色の泥をこねたようなぬるま湯が噴き出していたそうです。

また佐渡へ流される日蓮上人がこの地で心を癒したとか、川中島合戦でけがをした武士が傷を治したとか、いろいろな話が伝わっています。
その「一陽館」は、かつて湯宿を営業していましたが、現在は日帰り入浴のみとなっています。

なかなか印象的な湯はカルシウム、マグネシウム、カリウム等が含まれ、源泉は透明なのですが空気に触れて、茶褐色になっています。また炭酸カルシウムが析出し、浴槽や洗面器まで結晶が見られます。

浴槽は男女それぞれ1つずつ。…と言っても、昔ながらの一軒の浴舎に仕切りがある程度。そして、いわゆる脱衣所が一緒になっていて、しかも洗い場もありません。

また混浴の露天風呂があるのですが、内湯からつながっているのではなく、浴舎の出入り口から裸のまま歩いていくことになります。