場   所
  
群馬県吾妻郡嬬恋村大字田代

泉   質
 
  
マグネシウムナトリウム炭酸水素塩泉

日帰り入浴の営業時間 
  11:00a.m.〜7:30p.m. 

料   金 
  
大人600円 小学生400円


定 休 日 
  不定休
鹿沢温泉は古くから湯治の湯として知られていました。場所は標高1500mにもなる山の温泉です。長野県東御市新張(みはり)から始まる険しい峠道は、湯道と呼ばれ、湯ノ丸を越えて、その百番観音が建っているところが鹿沢温泉です。その鹿沢温泉には、かつて数軒の旅館や共同浴場があって、賑わっていたところでしたが、大正7年の大火でことごとく消失してしまいます。
その後、旅館はほとんど移住し、「新鹿沢温泉」として営業するようになりました。

「とべの湯」はもとは「戸部旅館」として湯宿を営んでいtましたが、2015年から日帰り温泉施設として、現在のスタイルになりました。

浴室は木造りの趣きのある雰囲気。旧鹿沢温泉から引湯された源泉は「雲井の湯」。これが注がれる浴槽はやや熱めで、つながっている手前の浴槽はちょうどいい泉温です。外には石組みの露天風呂があります。この他に要予約の貸し切り風呂が3つあるそうです。

お湯はやや濁りのある独特な湯の香のするステキなお湯です。やわらかで肌触りのいい湯質だなと感じさせます。

鹿沢の湯は当地域では古い温泉場で、気軽に入れる日帰り施設は少ないですが、「とべの湯」は気軽に入れる施設です。