場   所
  
 長野県長野市松代町東条

泉   質
 
   
含鉄・ナトリウム・カルシウム
   ・塩化物泉


営業時間 
   10:00a.m.〜10:00p.m.

料   金 
  
 大人500円 小人200円


定 休 日 
    
な し
真田十万石の城下町・松代。その市街地から東側の山手へ進むと、歴史の古い松代温泉があります。伝説によると、佐渡へ流される日蓮上人がこの地で心を癒したとか、川中島合戦でけがをした武士が傷を治したとか、いろいろな話があるようです。松代藩主真田幸弘の時代には、村人たちが奉行に温泉開設のための願書を出したという話もあるのだそうです。その真田家も、浴室を設けて入浴したというので、まさしく真田家の歴史と共にある温泉です。

浴室は、長細く、広々とした内湯、半身浴槽、露天風呂があります。源泉は、松代荘から500mほど行った、尼飾山の麓より湧き出しているのだそうです。黄金色の源泉と呼ばれるお湯は、相当の成分の濃さで知られています。

浴槽に足を入れようとすると、底が見えなくて、怖いくらいです。浴槽の縁には析出物がかなり厚くなっており、その成分の濃さを実感します。塩分もあるせいでしょうか、保温効果も抜群で、心身共にリフレッシュさせてくれます。

とにかく入ると、その強烈なお湯の印象が強いです。やはり一度は入っておきたい名湯です。