場   所
   
長野県松本市安曇

泉   質
 
   
単純硫化水素

営業時間 
   
8:30a.m.〜5:00p.m. 

料   金 
  
 500円

定 休 日 
    無  休 
    ※季節により休業日あり。
白骨温泉は、松本市から岐阜方面、上高地へ向かう山中にあり、北アルプスに抱かれた秘湯中の秘湯。「白骨」は、かつて「白船」と書いて「しらふね」と呼ばれていたといいます。それは浴槽が石灰分の結晶で白いなることから、このように言われたのだそうです。

忘れられないのは、大正2年、中里介山の長編小説「大菩薩峠」に登場したことから、一躍有名になり、小説で書かれた「白骨温泉」がそのまま、現在まで呼び続けられることになったのだそうです。
そしてこの湯に、3日入ると3年風邪をひかない」とまで言われるほど、効能が高いことで知られています。
ここは白骨温泉の中心部、観光案内所や駐車場の近くにあります。

入り口からは渓谷へ降りていく感じ。段々に硫黄臭が漂ってきます。そして、この地方の民家風に置き石を配した屋根の受付があります。
円形の浴槽は、それほど大きくもないですが、川の音が聞こえ、野趣満点。上を見ると、遙か上の道路からは丸見えかな(笑)?熱すぎず温すぎず…の適温でした。

わたくしが入ったときは、やや緑がかった感じで澄んでいました。しかし、湯の花が浮き、効能は確かなようです。