黒石よされ節 歌詞
○黒石よされ節 どこにもないよサーアンヨ(ハ エッチャホーエッチャホー)
  歌って見しゃんせ 味があるヨサレサーアンヨ(ハ エッチャホーエッチャホー)  
※以下、唄ばやし 同様

○十和田帰りに 車をとめてサーアンヨ お湯の温湯(ぬるゆ)で 一休みヨサレサーアンヨ

○見たか黒石 聞いたかよされサーアンヨ 盆の踊りは 日本一ヨサレサーアンヨ

○岩木眺めて 踊ろじゃないかサーアンヨ 秋はりんごと 米の山ヨサレサーアンヨ

○よされこま 下駄の緒こ切れたサーアンヨ たてて間もなく 又切れたヨサレサーアンヨ

○踊り踊るなら 愛宕の庭(つぼ)でサーアンヨ 深くなるほど 御堂のかげヨサレサーアンヨ

○そこのあんさま 頬被り嘘だサーアンヨ おらと馴染まば 教えてやるヨサレサーアンヨ

○温湯板留(いたどめ) 鰹節ゃいらぬサーアンヨ 中野お不動様 だしになるヨサレサーアンヨ

○行けば板留 帰れば温湯サーアンヨ 思い中野で 気はもみじヨサレサーアンヨ

○踊るも跳ねるも 今夜ばりだサーアンヨ 明日は田圃で 稲刈だヨサレサーアンヨ

○姉コかわエく無いな 坊様と連れてサーアンヨ かわエベァかわエく無エベァ 好きだからどせばサーアンヨ

○サヨ子コラコラ 泣かねでさべろサーアンヨ 泣けば話コ くどくなるヨサレサーアンヨ

○今夜一夜は 浦島太郎よサーアンヨ 明けてくやしや 玉手箱ヨサレサーアンヨ

○馴染持てから 二三日たてばサーアンヨ 金の千両も 持た心ヨサレサーアンヨ

○一夜二夜なら わしゃ帯解かねァサーアンヨ 長く馴染むなら 帯も解くヨサレサーアンヨ

○親父持てから 一升飯ゃ足れねァサーアンヨ 食ったり食ねァだり 腹へらしヨサレサーアンヨ

○馴染ゃ買てけだ 赤い緒の下駄コサーアンヨ はけば世間の 人ァ騒ぐヨサレサーアンヨ

○話ししたとて ケヤグになたらサーアンヨ 俺ほ若い衆は 皆ケヤグヨサレサーアンヨ

○馴染ゃ唄コを 水産前で聞けばサーアンヨ 掛けた襷も ゆるくなるヨサレサーアンヨ

○馴染ゃ持つなら 二十四か五六サーアンヨ 十九 二十は 色ばかりヨサレサーアンヨ

○思い切ろたケヤ 飴鉢投げたサーアンヨ  思い切るのか 粘るのかヨサレサーアンヨ

○好きと好きなら 野原で寝てもサーアンヨ  離れ座敷で 寝た心ヨサレサーアンヨ

○行げばじょうし
きだじゃ中野のお松と 歌えばサーアンヨ お松じょうしきだば おら嬶いらぬヨサレサーアンヨ

○めらし居だかと 窓からみればサーアンヨ  親父ゃ横座で 縄なてらヨサレサーアンヨ

○旦那様でも 惚れれば馴染みサーアンヨ 不調法ながらも 足あげるヨサレサーアンヨ


○よされよされは どこでもはやるサーアンヨ まして黒石 なおはやるヨサレサーアンヨ