(キタサーエ)
○エー三浦三崎に(アイヨーエ) ドンと打つ波は(エーソダヨーエ)
可愛いお方の 度胸定め(エーソダヨーエ) ※以下、唄ばやし同様
<三崎の港に菊植えて エー根も菊 葉も菊 枝も菊 エー晩にゃあなたの便り聞くーエ(キタサーエ)>
※以下、各番に長ばやしがつく
○エー三浦三崎に 錨はいらぬ 三味や太鼓で 船つなぐ
○エー三崎城ヶ島は 見事な島よ 根から生えたか 浮島か
○エーわたしゃ三崎の 荒浜育ち 色の黒いのは 親譲り
○エー三浦三崎は 女の夜針(または 夜這い) 男後生楽 寝て待ちる
○エー海の宝を 山ほど積んで 三崎港は 東洋一
○エー烏賊になりたい 島下の烏賊に 浜の若い衆に 釣られたい
○エー鯛になりたや 城ヶ島の鯛に 島の若い衆に 釣られたい
○エー松になりたや 三崎の松に 上り下りの 船を待つ
○エー三崎城ヶ島に 灯台あれど 恋の闇路は 照らしゃせぬ
【長ばやし】
●三崎の港に菊植えて エー根も菊 葉も菊 枝も菊 エー晩にゃあなたの便り聞くーエ
●トコ ラットの帆前船 エー上はデッキで すべくるよーエ
●三崎の地蔵さんは 性悪地蔵さん 女と酒なら 裸で世話するよーエ
●兄貴が持ってきた烏賊なます エーおいらも一杯(いっぺえ)喰うべかなーエ
●三つも四つもまわせども エーなかなか下田にとりつかぬ エー元の三崎へお直しお直しーエ
●お前もそうならわたしもそう エー誰しも恋路は同じこと エーしかけた仕事はやめられぬーエ
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