第4日目:室蘭から富良野へ、そしてコンサート出演
1994年8月10日(水)

8月10日(水)
室蘭から富良野へ
ホテルの朝はいいな!気持ちよく目覚めて、もう1度展望風呂へ入ってからチェックアウト。実は、この時ホテルのコインランドリーの乾燥機が故障中。近所のセブンイレブンのとなりにコインランドリーがあったので、ここで乾燥だけ行きます。
さて、8:20a.m.に出発します。天気は悪くないのですが、街中に出ると何となく変な天気。よく見るとガスっています。ここは港町、海辺の町・室蘭だけあります。
さて、ここでスタンドに寄ります。とてもテンション高く、素っ頓狂な声のお兄さん
「アルジャンカードはいかがですかぁ〜?」と言ってきます。室蘭市内でしか使えないとか言っていたので、自分が長野から来たことを伝えると「あ〜そうなんですかぁ〜」と再び素っ頓狂な声。
 
そして8:50a.m.室蘭I.C.から道央道へ入ります。しばらく対面通行が続き、走りづらい。しかし遠いので、ブンブン走っていきます。この辺は、北海道のなかでもどういう所なんだろう…というほどの山の中で、人家のないような所を進みます。途中、樽前P.A.に寄り、一休み。そして札幌方面へ。札幌南I.C.へは1時間30分ほど。ここで一端出て、再び入ることに。ここで道央道と札樽道に分岐するのですが、今日は道央道で旭川方面へ行きます。やはり、ここら辺は通行量も多くなります。途中、岩見沢P.A.でまた一休み。ここでバター煎餅を買います。
再び、出発。途中、夏の甲子園、北北海道代表・砂川北高のある砂川I.C.を過ぎます。そして、ようやく滝川I.C.に着きます。時間は11:18a.m.。ここで降りて、根室本線に絡むように伸びる、国道38号線を芦別方面へ向けて進みます。北海道は大抵いい道なのですが、滝川市街地はやはり混んでいます。少々、いらつきながら走っていきますが、なかなか富良野には着かないですね〜。自分の前には、いかにも観光!という感じの自動車がいて、遅くもないが速くもない…というスピード。
さて、ゆるやかな山道を越え、やっと来ました〜富良野市へ入る。川沿いに進むと、パッと目に入ったのが、スキー場やお店の数々(ここはまだ富良野市街地からは郊外だけど…)。

ISO-Chanとの再会
ようやく富良野市街地に入ります。待ち合わせは、若松町のセブンイレブン。キョロキョロと運転していましたが、すぐ分かります。ここで電話すると、もうちょっとセブンイレブンで待っていてとのこと。しばらくすると、3年ぶり、ISO-Chanとの再会です。だけど、3年ぶりとは思えない感じでした。そして、今回のコンサートのもう1人のゲスト・FUKU-Chanを迎えに、JR富良野駅行きます。
これまた、なつかしいという感じがしないのが不思議。そこでみんなで昼食。はじめにスパゲッティという話もあったのだが、時間も遅く、断られてしまい、麻町のソバ屋へ。

ISO-Chan宅
さて、ここで3日間お世話になるISO-Chan宅へおじゃまします。三角屋根のかわいらしいお家。広々とした道路沿いにあり、北海道らしい住宅の感じです。着くと「LEM音楽院」の看板が見えます。ここがISO-Chan院長の仕事場です。
部屋には数々の楽器や機材が並んでいました。荷物を下ろし、早速コンサートに向けて、胡弓の練習に入ります。 
特に《越中おわら節》は、大慌てのアレンジのため、十分に練習してのぞめるか心配な作品だったが、何とか合わせることができました。
坂本龍一《The Lust Emperor》は、やはり3年ぶり。聴いていたFUKU-chanの言葉を待つまでもなく、お互いにノって演奏できていた。
そして《コンドルは飛んでいく》。FUKU-chanのギターとも合わせます。途中、DELTAのメンバー・FUJISAKI-Sanが合流。とりあえず4人のアンサンブル。なかなかおもしろい出来。そして今日は、もう1人、札幌からKERO-Chanがコンサートを聴きに来ることになっていたのですが、早めに来られるということで、それではシンセドラムをやらせよう!という話になります(笑)。
5:30p.m.には、DELTAのIMADE-Sanも合流、荷物を積んで、本日のコンサート会場である、中富良野町の「ファーム富田」へ向かいます。

【ファーム富田】
ここは富良野のラベンダー農園の先駆け。なかでも三角屋根のウェルカムハウス「花人の舎」が、今回のコンサート会場です。ショップが閉まる頃を見計らっての到着。楽器や機材を下ろし、準備します。今回の撮影を担当するTANI-Sanも準備されていました。
ISO-Chanの指示カードによって、譜面台や椅子の準備をします。いろいろな準備をしていたら、札幌からKERO-Chanが到着。やはり3年ぶりだが、変わりない。
 
さて一通りの音合わせが終わり、7:30p.m.の開演を待ちます。7:00p.m.頃、軽く夕食をとっていると、オーナーの富田さんが到着され、お話させていただきました。中国の二胡は知っており、楽しみだとのこと。とても素敵な紳士でした。
 
さて、外は雷が鳴っているが、とりあえず雨は落ちていない。いよいよ開演。

CONCERT
自分は久しぶりの緊張感。進行と前半のPianoのSoloを担当するISO-chanは落ち着いた感じです。演奏したり、お話ししたり。今回は「レクチャーコンサート」であり、演奏以外にいろんなお話を交えての構成だ。
他のメンバーは、後ろの椅子に腰掛けています。何気ない、おもしろい雰囲気のコンサートです。ISO-chanには悪いけど、演奏者の1人なのに、始まってみると緊張感のない自分に気付きます。となりのFUKU-chanも同様のよう。それにしても、当初は20〜30人くらい?と踏んでいた聴衆は80人以上はいたようです。天候はあまりよくなかったですが、かなり集まってくれました。ラベンダーの良い香りのただよう素敵な会場です。

前半は、ISO-Chanのステージで、久石譲《Piano Stories》から4曲の抜粋。しゃれた雰囲気で、《Inocent》や《The Wind Forest》等、印象的なラインナップでした。
 
さて後半。自分の胡弓の出番だ。演奏だけでなく、ISO-Chanとのしゃべりもあるというのに、特にお話の練習もせず臨みました。弓の説明では、材質のことを言い落とした…。
まず《おわら節》。音合わせでは開放弦がかなり下がるので、本番ではやや高めにしておきます。もちろん弦も換えておきましたが、まあそこそこに音が出たように思うし、音もそれほど下がらなかったかな。
 《The Lust Emperor》は、冒頭の開放弦が微妙でしたが、何とか弾ききりました。楽しく演奏できた〜。

 《コンドルは飛んでいく》は、冒頭のSoloがやや不安定でしたが、あとは気持ちよく、7人のアンサンブルができたように思います。アンコールは、DELTAの3人による《Moon River》。なかなか良い雰囲気で、コンサートを締めくくりました。とても気持ちのいい1時間でした。
 
後片付けのあと、再び富田さんとあいさつ。富田さんは「おわら節は親が歌っていたのを思い出しました…」と言ってもらいました。何だかうれしかったです。自分の演奏部分は、やや急ごしらえではありましたが、気持ちよかった!
ピアノと胡弓による
  Miniレクチャー・コンサート

            [プログラム]

1 「Piano Stories]より イノセント
 ・レクチャーT

2 「Piano Stories]より レスティーナ
 ・レクチャーU

3 「Piano Stories]より Wノクターン

4 「Piano Stories]より  ウィンド・フォレスト
 ・レクチャーV

5 ピアノと胡弓のための 越中おわら節
 ・レクチャーW

6 ラストエンペラーのテーマ

7 コンドルは飛んでいく
 
 
さて、一端ISO-Chan 宅に荷物を運び、打ち上げ会場へ。ISO-Chanのおじ様のお寿司屋さんへGO。ビールがうまい!刺身がうまい!メロンもある!タラバガニもある!スイカもある!このスイカがね…歯ごたえよくおいしいです。腹一杯で、ISO-Chan宅に戻ります。
 
室蘭から富良野入りし、大急ぎで準備して臨んだコンサート。興奮気味で床につきます。しかし、この日の富良野の夜は結構暑かった…。