<長野県飯田市上町>
正八幡宮/12月10日(宵祭り)11日(本祭り)

旧上村の中でも中心地であるのが上町。今では矢筈トンネルができて、喬木村あたりからスーっと来られますが(?)、少し前までは赤石林道を通るのが普通。これが結構険しくて、峠のてっぺんにトンネルがあって、そこを過ぎると眼下に広がる遠山谷へ一気に下るのでした。その谷まで下りると、かつての秋葉街道の宿場の面影を残す上町があります。

上町は学生時代に2回行ったきり。しかし、花祭とは違う霜月祭独特の雰囲気に、何ともわくわくさせられました。

初めて行ったとき、四面の湯切りのシーンで、わたくしの見ていた反対側にささっと人がきができ、どうしたのかと思ったら、自分は四面の真後ろに陣取っていたことに後で気がついた…。でも、面形の舞は、最後の天伯様以外は2回あったので、2度目は真正面に行きました。


◎本祭りの次第
1  湯の上かざり
2  湯釜洗い
3  式例祭
4  神事
5  神名帳
6  申し上げ
7  湯立て
 ・湯開き
 ・鹿島明神の湯立て
 ・津島明神の湯立て
 ・池大明神の湯立て
 ・諏訪明神の湯立て
 ・交通安全祈願の湯立て
8  大宮清め
9  初詣り
10 上げ湯
11 湯の花の神事
12 花のおかぐらの祭事
13 御一門の湯立て
14 四つ舞
15 きしめ上げ
16 お倉開き・面あらための神事
17 八乙女の舞
18 装束舞
 ・鉾の舞(遷宮のときのみ) 
 ・たすきの舞
 ・羽揃えの舞
19 鎮めの湯立て
20 神返しの日月の舞
21 御座の神(祝詞)
22 お面の舞
 ・神太夫夫妻
 ・八社
 ・稲荷様
 ・山の神
 ・四面
23 天伯
24 金山の舞
25 神おくり
26 遊びぬさ
27 直会
                                参考:上村教育委員会「かみむらの霜月祭り 祭と面」