<長野県東筑摩郡筑北村>
【幹周】 約6m 【樹高】  ?m 【樹齢】 約300年 

  【2009.3.8.撮影】
長野県も中部、松本市と長野市の中間点のような場所に位置する筑北村。合併前の旧坂北村の刈谷沢は、北国西街道(善光寺街道)沿いの地区です。少し山手に入ったところに、総社神明宮が鎮座します。江戸期には、会田組の内、坂北郡12ケ村の総社として、広範囲の氏子をもち、中世には青柳氏の保護を受けた由緒の古い神社です。その拝殿左側に大杉が2本、右側に1本、目に入ります。左側奥のものが、注連縄が施され、御神木として崇められているようです。この神社では、3月に作始め神事がよく知られています。神社とともに生き抜いた大杉です。