<岐阜県下呂市金山町祖師野>
門杉 左側 【幹周】 約6.4m 【樹高】 約37m 【樹齢】 約300年
門杉 右側 【幹周】 約5.8m 【樹高】 約37m 【樹齢】 約300年
 岐阜県下呂市、旧金山町祖師野は静かな山村ながら文化財が多く、八幡神社は岐阜県の天然記念物指定の社叢で知られています。当社は、平治の乱に敗れた源義平が当地に来て、源氏の武運長久と国家の安泰を祈って、鎌倉八幡宮の分霊を迎えたものだそうです。中でも鳥居の左右にある「門杉」と呼ばれる2本が、特に目を引きます。左側の方がやや太いようですが、右側も堂々たるスギです。
 大きな拝殿が印象的の神社ですが、郡上おどりに、
 
●踊らまいかよ 祖師野の宮で  四本柱を 中にして
 ●祭りみるなら 祖師野の宮よ  人を見るなら 九頭の宮

といった歌詞が出てきます。祖師野の人々は、この大木に見守られながら、盆踊りを行ったにちがいありません。

 
<門杉>鳥居向かって左側 
<門杉>鳥居向かって左側  
【2014.8.11.撮影】