放生津曳山祭り<中町>
(2005年10月1日)

創設は、元禄5(1692)年、嘉永〜安政年間に修繕を繰り返したが、昭和20年の米軍機投下の機雷で炸裂、その後昭和22年新調、昭和40年代までに改築、改装等を施した。標識はなく、上山、中山、下山に分かれる珍しいものである。上山は蓬莱山として、須弥山の基台に王様として「寿老人」を立て、鶴と松を配す。中山は唐子の輪舞。下山は二重高欄の下座。廻転山であり、提灯山も上部が赤地、下部が白地の提灯で飾られる。「廻りズッコの山」と呼ばれる。