富山県氷見市上泉/八幡社/4月第2土曜日

氷見市は富山県西部、石川県に接する海沿いの町。獅子舞の多い富山県でも特に数多くの伝承があり、110ヶ所を越えるといいます。まさに「獅子の里」です。それぞれ独自の形式をもっていますが、基本的に胴幕に何人かの人が入る「百足獅子」、シシトリは採り物によって激しく舞う天狗というスタイルが「氷見獅子」と呼ばれます。氷見から各地へ伝承していって、広まっていったようです。

上泉地区は氷見市でも高岡市に近い南部の地区です。4月第2土曜日の八幡社の春季祭礼に舞われ、地区内を廻っていきます。赤を基調とした上衣を身にまとった青年団によってまわします。青少年が多いように感じました。

2007年4月14日、氷見市上泉地区内