石川県羽咋市町立開町/若宮八幡神社/10月体育の日の前日

石川県も能登の入り口・羽咋市は、能登半島の西部に位置し、宝達丘陵の碁石ケ岳を挟んで富山県氷見市に接しています。市内には50ヶ所以上の獅子舞の伝承があるそうですが、そのなかの1つ・立開(りゅうがい)町の若宮八幡神社の秋の祭りに獅子舞が奉納されています。ここ立開町は、羽咋市内から富山県氷見市へ向かう国道沿い、市内を流れる子浦川の流域の地区です。

元来、立開町の秋祭りは10月10日でしたが、現在は10月の体育の日の前日に移行されています

獅子の系統は能登獅子であるといいます。獅子は小振りの赤い頭で、大獅子、小獅子の2組が出ます。カヤは牡丹をあしらったカラフルなもの。楽器は笛(縦笛)のみが用いられていました。わたくしが訪ねたのは町内を廻っているところだけでしたが、子どもたちが元気に舞を担当していました。

青年団は黒で揃えた法被等を着て、町内を巡ります。

2009年10月11日、羽咋市立開町内
2006年10月8日、羽咋市立開町内