鯵ヶ沢甚句 歌詞
西の八幡 港を守る 主の留守居はノー嬶守る ソリャ嬶守る 留守居はノー 嬶守る
   (ヤードセー ヤードセー) または (ハア イヤサカサッサド)  
※以下、唄ばやし同じ

○鯵ヶ沢育ちで 色こそ黒いが 味は大和のノー 吊し柿 ソリャ吊し柿 大和のノー 吊し柿

○七里長浜 高山稲荷 松の屏風にノー 潮煙 ソリャ潮煙 屏風にノー 潮煙

○踊り踊らば 科良く踊れ 科のよいのをノー嫁に取る ソリャ嫁に取る よいのをノー嫁に取る

○姉と妹に 紫着せて どちが姉やらノー妹やら ソリャ妹やら 姉やらノー妹やら

○浜は大漁で 陸また繁昌 出船入船ノー賑やかさ ソリャ賑やかさ 入船ノー賑やかさ

○新地夜遊び 体に毒よ 沖で釣りすりゃノー身の薬 ソリャ身の薬 釣りすりゃノー身の薬

○飲めや歌えや 新地の茶屋は 夜にゃ姐コがノー化けて出る ソリャ化けて出る
 姐コがノー化けて出る

○一人娘に 桜とつけて 桜咲くたびノー咲かせたい ソリャ咲かせたい 咲くたびノー咲かせたい

○あっちゃ投げこっちゃ投げ 枕を投げて 投げた枕にノー咎はない ソリャ咎はない 枕にノー咎はない

○住まば鯵ヶ沢 遊ばば舞戸 新地姉コにゃ(淀町ゃ)ノー油断すな ソリャ油断すな 姉コにゃ(淀町ゃ)ノー油断すな

○俺のかぐじの 南蛮の花コ 白く咲いてもノー赤くなる ソリャ赤くなる
 咲いてもノー赤くなる

○浜は弁天 嬶たち守る 朝夕大漁のノー 神参り ソリャ神参り 大漁のノー 神参り

○波の飛沫は 胸毛を濡らし 男度胸のノー鰹釣る ソリャ鰹釣る 度胸のノー鰹釣る

○一度来てみよ 鯵ヶ沢港 鰊の鱗でノー浜光る ソリャ浜光る 鱗でノー浜光る