○揃うた揃うたよ 踊り子が揃うた(アリャサー) ※または(アリャセー)
秋の出穂より よく揃うたションガイー
(よく揃うた)秋の出穂より よく揃うたションガイー ※以下、唄ばやし同じ
○潮来出島の 真菰の中に あやめ咲くとは しおらしやションガイー (しおらしや)あやめ咲くとは しおらしやションガイー
○私ゃ潮来の あやめの花よ 咲いて気をもむ 主の胸ションガイー (主の胸)咲いて気をもむ 主の胸ションガイー
○花を一本(ひともと) 忘れてきたが あとで咲くやら 開くやらションガイー (開くやら)あとで咲くやら 開くやらションガイー
○此処は前川(加藤洲) 十二の橋よ 行こか戻ろか 思案橋ションガイー (思案橋)行こうか戻ろうか 思案橋ションガイー
○潮来出てから 牛堀までは 雨も降らぬに 袖しぼるションガイー (袖しぼる)雨も降らぬに 袖しぼるションガイー
○向こう通るは 清十郎じゃないか 笠がよう似た 清十郎笠ションガイー (清十郎笠)笠がよう似た 清十郎笠ションガイー
○主と別れて 松原行けば 松の露やら 涙やらションガイー (涙やら)松の露やら 涙やらションガイー
○並ぶ灯しは 潮来の曲輪(くるわ) 月は朧の 十二橋(きょう)ションガイー (十二橋)月は朧の 十二橋ションガイー
○さらばこれより ションガイ節(音頭を)やめて 次の甚句に 移りましょションガイー
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