岩室甚句

歌詞

○おらがヤァー若いとき　弥彦詣りをしたればナァー　（ハヨシタヤ　ヨシタヤ） 　 馴染（なじょ）が見つけて　寄りなれと言うたども　嬶がいたれば　返事がならぬ　（ハヨシタヤ　ヨシタヤ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※唄ばやし同様 ○蝸牛（だいろ）ヤァー　蝸牛　蝸牛　角出せ蝸牛　 　 角を出さぬと　曽根の代官所へ　申し上げるが　いか蝸牛 ○村のヤァー子どもと　良寛様は　　　日暮れ忘れて　アノ　かくれんぼ ○石瀬ヤァー　岩室　片町ゃ山だ　　 前の濁り川　すっぽん　亀の子　泥鰌が住む ○石瀬ヤァー　出てから　久保田の橋で　　雨も降らぬに　アノ　袖しぼる ○石瀬ヤァー　岩室　樋曽（ひそ）三ヶ村　　中の岩室　アノ　ままならぬ ○おらがヤァー若いとき　一筆啓上　しからばその後　ことしきさらりと　ちんちょちんちょと書いたる文を 　 嬶に読まれて　アノ　手が下がる ○お湯のヤァー　岩室　踊りに更けて　月に浮かんだ　アノ　弥彦山

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