●ハァーちょいと出たゆるり出た 出崎の浜から 白帆が二三ばい アーちょいと出たちょいと出た
○目出度 目出エーヨエー エーエー度のヨー
<イヤヨーエヨエー エヨエーエ エヨエヨエーヨエー>
若ー<松ーイヨホホイ コノイヤーアイ様 アーよーエヨエヨ エヨエヨエハーエーイヨホホホイ
アーヨイコノサー イヨホホホーイ エーヨーホイサーエー>
イヤ枝ー<もーイヨホホイ コノイヤーアイ栄えるヨーエヨエー エヨエヨエヨハーエーイヨホホホイ
アーヨイコノサー
葉もしーイー(ハァ)ヨーエーヨエー エヨエヨエーエサァ げーるヨイサーエー> ※ 以下唄い方同様
○このマ屋形は 目出度い屋形 鶴が御門に 巣を懸ける
○御所の岬の 御所桜 枝は越後に 葉は佐渡に
○花に浮かりょか 月見をしよか 能登は御国の 奥座敷
○昇る朝日に 御門が光る 光る御門は 輪島塗
○さすぞ盃ぁ 中見てあがれ 中は鶴亀 五葉の松
○安芸の宮島 廻れば七里 七里七浦 七恵比寿
○しこさ喜べ 今年の網は 魚(よう)の方(かた)から 贔屓する
○鶴の一声 雲間に響く 輪島漆器は 世に響く
○七尾港は 湯の町抱いて 沖に宝の 船の群れ |