○(ハーイ)(ハーイッショー)(ハーイ)
イヤハー秋葉山から 吹き下ろす風は 新津繁盛とサー 吹き下ろす
吹き下ろす 吹き下ろす 新津繁盛とサー 吹き下ろす(ハーイ)(ハーイッショー)(ハーイ)
※ 以下唄ばやし、唄い方 同じ
○イヤハー踊れ松坂 今宵も明日も 月が弥彦にサー 落ちるまで
○イヤハー新町から 一の町かけて お主探すにサー 夜が明けた
○イヤハー来てもみしゃんせ 新津の里へ 音に聞こえしサー 秋葉山
○イヤハー北上の 観音堂の祭り 行けば帰りにサー 雨となる
○イヤハー蛍取らとて 山崎橋あたり 蛍すいと来ちゃ 逃げていく
○イヤハー盆だてがんね 茄子の皮の雑炊だ あまりてっこもりで 鼻焼いた
○イヤハー関葉山 七本松は 五本倒れてサー 今二本
○イヤハー踊り踊らば 品よく踊れ 品のよいのをサー 嫁にとる
○イヤハー今宵も かかだまされた 桜林にサー わし一人
○イヤハー挿せやかんざし 入れれやかもじ 男泣かせのサー 投げ島田
○イヤハー出してもいいが 滅多なもの出すな 今朝も隣でサー かか出した
○イヤハー前の姉さに 七分通り惚れた あとの三分はサー 親まかせ
○イヤハー盆だか盆でねか 月見て悟れ 月は早や出てサー 森の陰
○イヤハー押せや押せ 下関までも 押せば新潟がサー 近くなる
○イヤハー揃うたてば どっくらやと揃うた おやま人形さまサー 揃うたよだ
○イヤハー月が三夜の 三日月様よ 宵にちらりとサー 出たばかり
○イヤハー鯉の滝上り 何と言うて上る 山を川にしょうとサー 言うて上る
○イヤハー踊りしまってから どこに宿とろば 宿は野原のサー 豆畑
○イヤハー思惑 語ろば今よ 明日は出船のサー 波枕
○イヤハー寝ても眠たい 青田のさかり 青田ござにしてサ 畦枕
○イヤハー音頭とり 死んだか寝たか 何で死なりょうかサー 二十と一
○イヤハー踊り見に来たか 立ち見に来たか ここは立ち見のサー 場所じゃない
○イヤハー恋の編み笠 覗ことすれば 踊る振袖サー じゃまをする
○イヤハー秋は紅葉の秋葉の山へ 稔る黄金のサー 波が寄る
○イヤハー竹にしんなり 降る雪さえも 新町通いのサー じゃまになる
○イヤハー踊る松坂 あの娘の手振り 誰に習うたかサー 気にかかる
○イヤハー盆もしもたし 踊りしもた 後は稲刈りサー 待つばかり
○イヤハー盆にゃ来て見よ 新津の里へ 流す松坂サー 日本一
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