(ソレエーソレエー ヤットーヤーソレサ)
〇それさそれそれ それならよかろ それさそれそれ それならよかろ
(ソレエーソレエー ヤットーヤーソレサ) ※以下唄ばやし同様
〇豊後鶴崎 その名も高い 踊る乙女の 品のよさ
〇清き流れの 大野の川に 月に浮かべた 屋形船
〇唄で流して 浮世ですねりゃ 波は気ままな 片飛沫
〇仇な情けに つい流されて 百堂渡しの ほととぎす
〇大野下りは 任せた身体 流せ浮名の 屋形船
〇下る白滝 情けの金谷 末は鶴亀 抱寝島(だきねじま)
〇昔ゃ肥後領 栄えた町よ 今じゃ踊りで 名が高い
〇昔ゃ肥後領 百千(ももち)の船が 上り下りに 寄る港
〇逢うて良いのは 夜明けの月さ お前薄情な 枯れ薄
〇川もせかれりゃ 高なる瀬音 まして恋路の 関所跡
〇潮干狩りなら 青崎浜に 路はなみきの 土手続き
〇私ゃ踊りの 鶴崎育ち 品の良いのは 親譲り
〇思うて通えば 千里も一里 逢わで戻れば 又千里
〇青き松葉の 心底見やれ 枯れて落つるも 二人連れ
〇咲いた桜に 何故駒つなぐ 駒が勇めば 花が散る
〇清き流れの 大野の川に 月に浮かべた 屋形船
〇お前百まで わしゃ九十九まで 共に白髪の 生ゆるまで
〇歌え踊れや 今宵の月を 盆が仕舞えば 西東
〇夏の涼みは 大野の川の 月に浮かべる 屋形船
〇名残り惜しくは 御座候えど まずはこれにて 留めます
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